観光スポット編

神戸北野異人館街の見どころはどこ?所要時間や料金・歴史についても解説

神戸北野異人館街 見どころ 所要時間 料金 歴史
domo

神戸の魅力的なスポットの一つである北野異人館街は、異国情緒あふれる建物が立ち並ぶエリアとして、地元の人や観光客に愛されています。

明治時代から外国人居留地として栄えた歴足あるこのエリアには、当時の西洋文化が色濃く残る洋館がたくさんあります。

神戸観光の定番スポットとして、多くの人々が訪れる神戸北野異人館街ですが、実際にどんな見どころがあるのか調べてから観光したいですよね。

さらに、所要時間はどれくらいなのか、料金はどうなっているのか、気になる点もたくさんあります。

そこで、今回は神戸北野異人館街の見どころにくわえて、歴史や所要時間、料金についてもご紹介します!

 

神戸北野異人館街の歴史は?

神戸北野異人館街は、各線「三宮」駅から徒歩15分ほど、「新神戸駅」からも徒歩15分ほどのとてもアクセスの良い場所にあります。

神戸の定番観光スポットとして人気の神戸北野異人館街は、まるで異国の地に降り立ったような景色が広がるエリアです。

異国情緒ただよう神戸北野異人館街には、いったいどのような歴史があるのでしょうか?

 

明治時代に開港されたのがきっかけ

神戸北野異人館街は、明治時代に外国人居留地として栄えたエリアです。

神戸北野エリアが外国人居留地として栄えたきっかけは、1868年(慶応3年)の神戸港開港でした。

外国人の居住地が不足していたことにより、北野エリアを含む広い範囲を日本人と外国人が混ざって住めるエリアとして、外国人が日本人から家や土地を借りられるようにしました。

日本とは違う西洋建築で建てられた異人館や街並みは、日本人にとって新鮮で魅力的なものでした。

しかし、当時300棟近くあった異人館は、戦争や老朽化による取り壊しによって、現在は30件ほど(公開は20件ほど)となっています。

神戸北野異人館街は、神戸が国際的な街としてどれだけ成長してきたかを今でも感じさせてくれる素敵な街ですね。

 

神戸北野異人館街の所要時間・料金をご紹介!

神戸北野異人館街は、神戸の代表的な観光スポットですが、実際に行くとなると回るのにどれくらいの時間がかかるのか気になりますよね。

料金もそれぞれの異人館で毎回払うのか、入場料を先にまとめて払うのか気になるところです。

そこで、神戸北野異人館街の所要時間や料金について、ご紹介します!

 

所要時間は約2時間!お得な割引チケットも豊富!

定番の「うろこの家」や「山手八番館」など8か所ほどを回る定番コースで、所要時間はだいたい2時間程度です。

子ども連れだったり、じっくり堪能したい方だともう少し時間に余裕を持っておいた方が良いかもしれません。

異人館の料金については、各異人館ごとにチケットを購入するか、まとめてお得な周遊チケットパスを購入する方法があります。

入館料が無料の異人館もあるので、目的地によっていろいろな選択肢がありますね。

割引チケットパスは、異人館ビジターセンターかWebで購入することが出来ます

  • ・北野7館プレミアムパス(異人館7館+展望ギャラリー)・・・大人3,300円、小人880円 【うろこの家 & 展望ギャラリー ・山手八番館 ・ 北野外国人倶楽部 ・坂の上の異人館 ・ 英国館 ・ 洋館長屋 ・ベンの家】
  • ・山の手4館パス(異人館4館+展望ギャラリー)・・・大人2,200円、小人550円【うろこの家 & 展望ギャラリー ・山手八番館 ・ 北野外国人倶楽部 ・坂の上の異人館】
  • ・北野通り3館パス・・・大人1,540円、小人330円【英国館 ・ 洋館長屋 ・ ベンの家】
  • ※大人は中学生以上、小人は小学生の料金、幼児は無料

そのほか、単館券の発売や各種割引制度もあるので、詳細は公式サイトをご確認ください。

【公式】チケット | 神戸北野異人館 うろこグループ公式サイト

 

神戸北野異人館街の見どころは?

異国情緒あふれる建物が立ち並ぶ神戸北野異人館街ですが、観光スポットということもあり、みどころがたくさんあります!

多種多様な異人館はもちろんのこと、異人館を利用したスターバックスコーヒーなど雰囲気を楽しみながらくつろげるカフェもあります。

他にも公園や北野天満神社もあるので、異人館以外の観光スポットも豊富です。

観光客や地元の人たちでいつも賑わっているのも納得ですね。

神戸北野異人館街の見どころをピックアップしてご紹介します!

 

北野異人館街のシンボル『風見鶏の館』

異人館街のシンボルとなっている「風見鶏の館」は、ドイツ人貿易商トーマス氏によって建てられました。

現存する異人館の中で、唯一のレンガの外壁の建物となっています。

赤いレンガの重厚な雰囲気や尖塔の上に立つ風見鶏のシンボルが有名で、異人館に来たら絶対に外せない建物です。

現在、2023年10月1日~2025年春頃まで耐震改修工事のため、長期休館となっていますが、外観は見ることができるので、ぜひ行ってみてくださいね。

【基本情報】

住所:〒650-0002 神戸市中央区北野町3-13-3

公式サイト:http://www.kobe-kazamidori.com/kazamidori/

 

世相サンタクロースも出現!?最初に公開された異人館『うろこの家』

「うろこの家」は神戸で最初に公開された異人館で、名前のとおり外壁が「うろこ状」のタイルで覆われているのが特徴の洋館です。

国の登録有形文化財や兵庫県住宅百選にも指定されている建物で、有名な陶器やガラス工芸品などの貴重な西洋骨董品が展示されています。

展望ギャラリーも併設されていて、神戸の街や大阪港や淡路島まで広がる圧巻の景色を眺めることができます。

そんな「うろこの家」では、毎年クリスマスの時期が近付くと「世相サンタクロース」が出現します!

その年の話題になった出来事をサンタクロースに反映して、うろこの家の塔部分に飾られます。

2024年は、11月20日(水)~12月25日(水)の期間で装飾されているので、ぜひ、見に行ってみてください!

【基本情報】

住所:〒650-0002 神戸市中央区北野町2丁目20-4

公式サイト:https://kobe-ijinkan.net/md/uroko/

 

貴重な剥製コレクションが圧巻『ベンの家』

モルタル掻き落とし仕上げの赤レンガの外壁が特徴的な「ベンの家」は、当時のドイツから取り寄せたレンガをそのまま使用していることから、神戸市から文化財指定を受けている建物です。

「ベンの家」の見どころは、なんといっても館内のいたるところにある動物の剥製です!

巨大な白熊やアメリカバイソンなどの貴重な動物の剥製は、今にも動き出しそうな迫力があります。

他にも、今では輸出入が出来ない学術的にも貴重な動物の剥製などもたくさん展示されていて、不思議な魅力のある異人館となっています。

私が訪れた際には、あまりにもたくさんの動物の剥製に囲まれて、動物たちの獲物にでもなったような気分になりました。

【基本情報】

住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町2丁目3−21

公式サイト:https://kobe-ijinkan.net/md/ben/

 

木造2階建ての西洋館を利用した『スターバックスコーヒー 神戸北野異人館店』

「スターバックスコーヒー 神戸北野異人館店」は、1907(明治40)年に建設された木造2階建ての西洋館を利用しています。

当時のままの建具やフローリングを活かしながら、ラウンジ・ダイニングルーム・ゲストルームなどの各部屋に合わせた調度品が置かれています。

部屋ごとに趣の異なる空間を楽しみながら、美味しいコーヒーを味わうことができます。

異人館でしか味わえない雰囲気のスターバックスコーヒーで、ぜひ、ほっと一息してみてくださいね。

【基本情報】

住所:〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町3-1-31 北野物語館(旧ハインリヒ・フロインドリーブ邸)

公式サイト:https://store.starbucks.co.jp/detail-940/?utm_source=GMB&utm_medium=organic&utm_campaign=store&utm_content=940

まとめ

今回は、神戸北野異人館街の見どころや所要時間、料金・歴史についてご紹介しました!

神戸北野異人館街の歴史は、明治時代に神戸港が開港されたことをきっかけに、北野エリアが外国人居留地として栄えたことでできました。

現在は、残っている異人館も30館ほどになりましたが、神戸の人気観光スポットとして、いつも人で賑わっています。

定番コースで2時間ほどの所要時間で回ることができ、割引料金になる周遊チケットパスなども販売されています。

見どころはたくさんあり、「うろこの家」や「風見鶏の館」などが有名です。

他にも異人館を改装したスターバックスカフェや北野天満神社などもあり、異人館以外に楽しめるスポットもたくさんあります。

ぜひ、神戸に来た際には神戸北野異人館街へ来てみてくださいね!

 

【基本情報】

公式サイト:神戸北野異人館街公式サイト ~神戸の異国情緒を異人館から~

公式サイト:神戸北野異人館 うろこグループ公式サイト

ABOUT ME
記事URLをコピーしました