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造幣局が大阪にある理由なぜ?歴史的背景と見学予約のポイントも紹介

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大阪にある造幣局といえば、毎年4月上旬に開催される桜の通り抜けで有名ですよね。

そんな歴史ある造幣局ですが、本局が大阪にある理由はなぜなのでしょうか?

その理由を歴史的背景もふまえて解説していきます!

なぜ大阪にあるのか分かれば、実際に造幣局ってどんな施設なのか興味が湧きますよね。

造幣局内は見学できるのか、予約は必要なのか気になるところです。

そこで、造幣局の見学予約のポイントもあわせてご紹介します!

 

造幣局が大阪にある理由はなぜ? 歴史的背景も調査してみた

造幣局は、全国に3か所あります。

大阪市北区に本局があり、埼玉県と広島県に支局が設置されています。

造幣局では、紙幣は取り扱いは無く、財務省の発注のもと貨幣のみ製造しています。

ちなみに紙幣は、東京にある国立印刷局で行われいて、日本銀行の発注のもと製造されています。

何となくお金を扱う施設といえば、東京に本局がありそうなイメージがありますが、なぜ大阪に造幣局は建てられたのでしょうか。

歴史的背景もふまえて、理由を調査してみました!

 

貨幣制度の立て直しのため!水利が一番の理由!?

造幣局は、明治新政府により混乱した貨幣制度の立て直しおよび近代国家としての貨幣制度の確立を図るため、創設されました。

1871年(明治4年)4月4日に創業式が行われ、当時としては画期的な洋式設備によって貨幣の製造を造幣局で開始しました。

場所は、大阪の現在地(大阪市北区)に建てられました。

大阪に建てられた理由について諸説ありますが、主に「大阪の水利が良く、広大な土地があったから」という点があげられています。

他にも「大阪遷都論があった」「大阪財界への配慮」「当時の江戸の治安が悪かった」「大阪が天下の台所で経済の中心であった」点が理由としてあります。

しかし、実はいまだにどれが決定的な理由だったのか分かりません。

造幣局が創設された明治時代は文明開化がすすんだ時代なので、さまざまな理由が重なり、大阪に建てられることになったのかもしれませんね。

 

造幣局の見学予約のポイントをご紹介!

造幣局の歴史的背景が分かりましたが、実際に造幣局の中はどうなっているのか気になりますよね。

そんな知的好奇心を満たしてくれるように大阪の造幣局では、造幣局の工場見学と造幣局博物館の見学が可能です!

子どもの自由研究や学生の社会見学だけでなく大人も訪れる造幣局の見学は、いつでも入場できるのでしょうか。

造幣局の工場と博物館、それぞれの見学予約のポイントをご紹介します!

 

造幣局(大阪本局)工場見学予約のポイント

造幣局の工場では、貨幣だけでなく、勲章や褒章などの金属工芸品も製造されています。

工場内に見学用の特別廊下が設けられていて、ガイドさんの説明を受けながら見学することができます。

現在流通している貨幣が作られているところを見学できるのは、かなり貴重な体験ですね。

見学日や申し込み方法は、以下のとおりとなっています。

造幣局の工場見学は、事前予約が必要になるので、要注意です。

工場見学はとても人気で満席になる日も多いので、早めの見学予約がおすすめです。

  • 【見学日】:月曜日~金曜日
    (国民の祝日に関する法律に規定する休日、毎月第3水曜日、年末年始を除く)
    ※業務の都合により見学できない場合あり
    ※桜の通り抜け期間中及び桜の通り抜け開始日の前日は、工場見学を休止
  • 【見学時間】:<開始時間>①9時00分 ②10時00分 ③13時00分 ④13時30分
    ※工場見学の入門手続きは、①の回は8時30分から。②~④の回は各開始時間の15分前
  • 【受付人数】:1回当たり最大20名まで
    ※小学生以下の方は、保護者同伴で申し込むこと
  • 【予約方法】:工場見学予約サイトからの事前予約が必要。その他、電話での予約も可能。
  • ※予約受付は、見学希望日の前月第3火曜日の午前9時00分~前日の午後5時00分まで
  • 【見学料】:無料

その他の詳細事項や注意事項は、公式サイト造幣局 : 工場見学(本局)についてをご確認ください。

 

造幣局(大阪本局)博物館見学予約のポイント

造幣博物館は、1911(明治44)年に火力発電所として建てられたものを大改装して、2009年(平成21年)4月28日にリニューアルオープンされました。

館内では、江戸時代の小判や銀貨、和同開珎などが展示されています。

展示されている国内外の貨幣は4,000点余りに上り、貴重な資料を自由に見て回ることができます。

実際に千両箱を持ち上げられたり、パズルや金塊を触れる体験型のコーナーもあるので、子どもも楽しむことができるのも良いですね。

敷地内にある売店では、貨幣セットなどのオリジナルグッズも買うことができます。

造幣博物館は、基本的に見学予約不要ですが、団体(10名以上)になると電話予約が必要です。

休館日や予約方法は、以下のとおりです。

  • 【開館時間】:午前9時~午後4時45分(入館は午後4時まで)
  • 【休館日】:年末年始、「桜の通り抜け」開催期間、毎月第3水曜日
  • 【見学手続】:1グループ9名までは不要。10名以上は電話予約が必要です。
  • ※見学の申し込みは、原則として、見学を希望する月の2か月前の「平日の第1営業日」から受付開始
  • 【入館料】:無料

その他の詳細事項や注意事項は、公式サイト:造幣局 : 博物館見学(本局)についてをご確認ください。

 

まとめ

今回は、造幣局が大阪にある理由はなぜかについて、歴史的背景もあわせて調べてみました。

明治新政府が、造幣局の創設地に大阪をなぜ選んだかの理由については諸説ありますが、主に「大阪の水利が良く、広大な土地があったから」だといわれていたことが分かりました!

そんな歴史をもつ造幣局ですが、工場と博物館は無料で見学することができます。

造幣局の工場は見学予約必須で、博物館では基本的に見学予約は不要です。

見学における細かい注意事項は、公式サイトで確認してみてくださいね!

ぜひ、大阪にある造幣局に、大人だけでなく、子どもたちも自由研究などで訪れてみてください。

知的好奇心が満たされること間違いなしです!

 

住所:大阪市北区天満1-1-79

電話番号:06-6351-5361

公式サイト:https://www.mint.go.jp/

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