道頓堀川が汚いと言われる理由なぜ?うなぎが発見された後の水質調査で大腸菌数はどれくらいと言われてるの?

道頓堀川は、大阪を代表する観光スポットで、多くの外国人観光客も訪れる賑やかな場所です。
しかし、同時に「汚い川」というイメージも根強く残っています。
なぜ道頓堀川は汚いとされてきたのでしょうか?
そこで今回は、道頓堀川が汚いと言われる理由はなぜなのかを調査してみました!
また最近、道頓堀川でうなぎが見つかったというニュースが話題になりました。
うなぎが発見されたことは、道頓堀川の水質が改善されたのではないかと期待しますよね。
うなぎの発見を受けて行われた水質調査では、大腸菌数がどれくらいだったのかも気になります。
そこで、うなぎ発見後の水質調査で大腸菌数はどれくらいだったのかについてもご紹介します!
道頓堀川が汚いと言われる理由はなぜ?
道頓堀川に来てみた。
まあ昔ほどでは無いにしろ、
汚いのは汚い。飛び込む?無理無理。 pic.twitter.com/LipP1v4XPz
— ちぇスカ (@egisvon) November 6, 2023
道頓堀の川汚いなあ pic.twitter.com/SYD5mAAJr4
— そーめい (@soo_mei) December 11, 2016
道頓堀川は大阪を代表する観光スポットで、多くの外国人観光客も訪れる賑やかな場所ですが、実は大阪の歴史と深く結びついた川なんです。
道頓堀川は、江戸時代初期に開削されて以来、大阪の経済や文化の中心地として栄えてきました。
当初は、物資の輸送や商業活動のための重要な水路としての役割を担っていました。
さらに明治時代には近代的な都市開発が進み、川沿いの景観も大きく変化しました。
その後、特に飲食店や劇場が集まる繁華街として発展し、現在の観光スポットとしての地位を確立しました。
そんな経済や文化の中心地であった道頓堀川がなぜ汚いというイメージが付いてしまったのでしょうか?
道頓堀川が汚いと言われる理由をご紹介します!
ゴミが捨てられ、生活排水や工場排水が流れ込んでいた
道頓堀川が汚いと言われる理由には、主に以下の原因があげられます。
- ・工場排水が流れ込んだ
- ・生活排水が流れ込んだ
- ・ゴミの不法投棄
日本の高度経済成長期、特に1960年代から1970年代にかけて、道頓堀川の水質は急速に悪化しました。
この時期、工場が次々と建設され、経済活動が活発化する中で、多くの工場排水が適切に処理されることなく川に流れ込んでいきました。
その結果、化学物質や汚染物質が含まれた工場排水が道頓堀川を汚染していったのです。
また、生活排水も大きな問題で、周辺地域の住宅や飲食店からの排水が未処理のまま流れ込み、道頓堀川の水質をさらに悪化させました。
さらに、ゴミの不法投棄も深刻な問題として浮上しました。
観光地であるにもかかわらず、川岸にはゴミが散乱し、道頓堀川はまるでゴミ捨て場のような状態になってしまいました。
このような状況から、観光客や地元の人々が楽しむ場所であるはずの道頓堀川が、悪臭を放つ「汚い川」としてのイメージが世間に定着していきました。
うなぎ発見後の水質調査での大腸菌数はどれくらい?
今朝の道頓堀川
日本うなぎがいるらしい^ ^ pic.twitter.com/WHae1EXOrs— いでや (@douyan2) January 12, 2023
道頓堀川
汚い川の代名詞になってしまっているけれど近年鮎が遡上しているみたい pic.twitter.com/LKZxHWzOsd— 満船堂 (@mansendo) October 15, 2022
「汚い川」としてのイメージが定着してしまった道頓堀川ですが、どれくらい汚かったのでしょうか?
阪神タイガースが優勝した時やワールドカップでの勝利に沸いた時などに、道頓堀川へ飛び込んだ若者が感染症や皮膚病にかかってしまったということがありました。
それほど道頓堀川の水質は、悪かったのです。
道頓堀川の水中は濁って何も見えず、川底には大量の真っ黒なヘドロが沈んでいました。
そんな道頓堀川で、2022年になんとうなぎが発見されるという出来事がありました!
このニュースは、多くのメディアで取り上げられ、水質改善に取り組んできた地域住民や行政にとって喜ばしい出来事となりました。
うなぎは清浄な水環境を好む生物であり、うなぎが道頓堀川に生息できるようになったということは、これまでの浄化活動や水質改善の成果が出たということです。
うなぎが発見されたということは喜ばしい出来事ですが、道頓堀川の水質は本当に改善されたのでしょうか。
道頓堀川の水質調査で大腸菌数はどれくらいになったのかについて、調べてみました!
100mlあたり1000個ほどの大腸菌が検出された
うなぎが発見された喜ばしい出来事のあと、2023年に水質調査が行われました。
その結果として、道頓堀川において100mlあたり1000個を超える大腸菌が検出されたとの報告があります。
うなぎなどの生物が発見されたり設備が整ったことにより、以前よりかなり改善されていますが、道頓堀川の水質がまだ万全な状態ではないことがわかります。
大腸菌数が0になることが理想で、これが人が泳げる安全な水質の基準です。
この状態になるには、もう少し時間がかかりそうです。
ですが、地域住民と行政の努力の結果が表れている証拠ですね。
水質が改善された大きな理由は「水の入れ替え」
道頓堀川の水質が改善された大きな理由の一つに「水の入れ替え」があります。
大阪市は、2000年(平成12年)に、道頓堀川下流部と東横堀川上流部に水門を建設しました。
大阪湾の潮の干満に合わせ水門操作を行い、寝屋川の汚れた水の流入を防ぎ、大川(旧淀川)のきれいな水を導き入れることにより水質が大幅に改善されていきました。
他にも生活排水や工場排水の適切な処理、ごみのポイ捨て禁止などの市民の意識向上なども合わさって、道頓堀川の水質は改善されてきました。
完全に水質が綺麗になるまでは時間がかかりそうですが、数十年でこれだけの改善がみられたというのは、水質改善の方針が間違っていなかったことがわかります。
道頓堀川の水質が完全に綺麗になる日も遠くないかもしれませんね。
まとめ
今回は、道頓堀川が汚いと言われるのはなぜなのかについて調査してみました!
道頓堀川は、大阪を代表する観光スポットであり、多くの外国人観光客が訪れますが、「汚い川」というイメージも根強く残っています。
そんな道頓堀川が汚いとなぜ言われるのかについて、「工場排水や生活排水が流れ込んだこと」と「ゴミの不法投棄」という理由がありました。
そんな「汚い川」としてのイメージが定着してしまった道頓堀川ですが、最近になってうなぎが発見される出来事がありました!
うなぎは清浄な水を好む生物であるため、道頓堀川の水質が改善されたイメージも世間に広がりました。
しかし、近年の水質調査の結果では、まだまだ安全に遊泳するにはほど遠い数の大腸菌数が検出されています。
ですが、市民や行政による浄化活動や排水処理の改善によって、道頓堀川の水質が改善されていることは間違いありません。
今後、水質調査で大腸菌数が0になる日も遠くないかもしれませんね。
【基本情報】
道頓堀
住所:〒542-0071 大阪府大阪市中央区道頓堀1丁目






